断捨離 収納で疲れ・イライラ・不安をスッキリ解消!

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断捨離 収納で疲れ・イライラ・不安をスッキリ解消!

 

ものを減らしたい。
すっきり心地よく、好きなものだけに囲まれて暮らしたい。

さっと出かけることができ、さっと片付けることができる。
探す時間などいっさいかからず、必要なものが必要なときにすぐに見つかる。

そんな暮らしができるなら、それはどんなに心地よく人生に豊かな時間を還元してくれるでしょう。
いつもいつも断捨離のことを考えながら、いつもいつも挫折してしまうのはなぜなのか。

それは、ただひとつの答えに向かって突き進むからじゃないのかと、そう思うわけです。
価値観は人の数だけあり、生き方も何もかも二つと同じ人はいない。

だのに、断捨離はこうあるべきだ!というオンリーワンを突きつけられたら、それは志半ばどころか手をつける前からやる気も失せるというもの。



肝心なのは、自分にとっての断捨離とは何なのか。
どんな断捨離の仕方がふさわしいのか。

他のだれとも同じじゃない、自分にとっての断捨離の目的や方法を見つけることこそが大事なのです。

様々な雑誌で毎週のように紹介されている「断捨離」の記事。
それをご紹介するなかで、「これは自分に合うな」と思うものを見つけてください。

おいしいとこどり、組み合わせてもいいでしょう。
大切なのは、断捨離をすることではなく、その先にある「そもそもの目的」の達成にあるわけですから。

初回は『CHANTO』2019年1月号より「疲れ、イライラ、不安がスッキリ 収納を変えれば5秒で片付く!」をご紹介します。



 

片づけイライラランキング!

 

1位 片付けても片付けてもきれいにならない
2位 子供のおもちゃが片付かないでイラッ
3位 リビングがモノの仮置き場所になるのがイヤ
4位 掃除道具など廊下に置きっぱなしになる
5位 捨てられずモノが増えるいっぽう…気が滅入る

(読者200人アンケートより)

”アドラー式”収納術!
片づけの常識を捨てる

片づけをすることが目的ではなく、片付けをした「その先」にどうありたいか。
どんな心や暮らしを手に入れたくてそれをするのかが最も重要なのじゃないでしょうか。

望むものがわかれば、目的を叶えるのも夢ではありません。
アドラー心理学というのは、「決断する主体は自分」であることを説く考え方です。

人は自分の運命の主人公であり、自分の行動を自分で決められる、というのがアドラー心理学の教え。別名「勇気づけの心理学」ともいわれ、自分や他人に対して「困難を克服する活力を与える」のが特徴。

『CHANTO』1月号では、アドラー式収納術を目指す丸山郁美さんのアイデアが満載!

なかでもポイントは、”快・不快”の感覚です。

とても理解できますね。
片づけても、結果として心がざわついたり快適じゃなかったら意味がない。
逆に、散らかったように他人からは見える状態でも、本人が快適で人生を謳歌できているのなら、片づけをする必要はないといってもいいのです。

主体は自分。そして、その快・不快こそが大事な基準だと、そう言っているのです。

概念より方法をと急ぐなかれ。

概念なき片づけはいずれ破綻します。
なぜなら、概念こそが片づけの源であり、行動を掻き立てる唯一無二のものだといってもいいからです。

これから自分が何十分、何時間、何日間かをかけて行動する、その原動力を知ることは無駄どころか必須、不可欠のもの。
場合によっては、何も片付ける必要もなく、現状維持が最高のライフスタイルであるという気づきになることだって有りうるわけです。

何度もいうように、片づけは手段。ということは目的とは別にあるということです。
目的を叶えるための方法のひとつとして片づけがある、この位置づけを忘れてはなりません。

 

収納の目的
一般的な考え方:家にあるものを整理して管理すること
           ⬇
アドラー式の考え方:家族にとって「快適な」空間をつくること

 

モノの収納位置
一般的な考え方:モノを置くイチは収納上手な人のマネ
           ⬇
アドラー式の考え方:人目は気にせず使いやすい位置に!

 

子供の部屋
一般的な考え方:しつけとしてきちんと片づけさせる
           ⬇
アドラー式の考え方:指示はしないで、自由に工夫させる!
 
 
 

アドラー式
イライラしなくなる
勇気のお片付け6ステップ

 

ステップ1
その部屋で何をしたいのかイメージする

きれかどうかじゃなく、どう過ごしたいか。

 

ステップ2
仲間分けして整理する

片付ける場所を決めたら、そこにあるものをすべて出す。
次に仲間分けをし、使用目的にそって自分基準で分ける。
残すもの、手放すものと分けて物を減らす。

 

ステップ3
自分の家の快適を1番に考えて収納する

仲間分けしたモノの定位置を決め収納。
使う場所のそばに使うものをしまうのが基本。
固定観念を捨て自分の使い勝手を優先する。

 

ステップ4
1日1回リセットタイムを設ける

収納が完了したら、あとは「使ったら定位置に戻す」の繰り返し。
使用のたびに収納しなくとも、一日一回、就寝前や夕食前などにリセットタイムを設ける。
自分のものを家族それぞれがリセットする習慣を。

 

ステップ5
ササッと掃除する

掃除の頻度、キレイさの基準は自分の感覚・都合でOK。
日常の掃除や堀などの汚れはササッと取り、浴室などの徹底掃除は月1回など、自分できるる範囲でスケジュールを決める。
完璧にやるではなく、自分の都合で。

 

ステップ6
見直しをする

ステップ1〜3で収納システムを作り、日常としては4〜5を繰り返す。
ただ生活も人も変化するので、またモノが増えたり不快に感じる場所が出てくる。
それが見直しをするタイミングなので、ステップ1からリスタート!
普段は4,5の繰り返し、環境が変化したら1〜3を見直す。

 

いかがでしたか。

あれをここに入れて、これをここにこうして、という具体的なものではないかもしれませんが、だからこそ多種多様な人々の参考となる考え方だとも思います。

アドラー式収納術というのは突き詰めれば、誰でもない自分、そして愛する家族のためのものであって、徹頭徹尾、主体は自分であることを思い出させるものですね。
これからも様々な断捨離や収納術をご紹介していきますが、今回の1番のテーマは「主体は自分」ということ。

快適か不快かが、判断基準のすべてというところでしょう。

次回もお楽しみに。

(出典;『CHANTO』2019年1月号)