財産・遺産を寄附したいときの「目的別寄付先一覧」はこれだ

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老後の2000万円問題が騒がれるなか、どこ吹く風、の人がいるのも事実。

「2000万円が必要なんて急に言われても」と嘆く高齢者がいるいっぽう、1億円以上の資産を持ち、明日何に使おうかと思案している高齢者が120万人以上いるという現実を受け入れるのは辛いことでもあります。

しかしいくら持っていようと、この世で使い切らなければそれはお金であってお金ではない。ということで、残す「先、人」に困っている人には「寄附」という道があることを今回はご紹介させていただきます。

 

目的別、寄付先一覧

 

教育

懐かしい母校への寄附をして子どもたちの役に立ちたい

❏私立学校への寄附(税額控除有り)



〜活動内容〜

施設設備の充実や学生に対する奨学金などに利用される。ただし子や孫の入学に際して求められる寄附金の場合、税額控除の対象とならないため注意。

 

❏公立学校への寄附(税額控除無し)

〜活動内容〜

図書館の蔵書の充実や備品の購入などに使われる。学校に直接寄附をしたい場合には、学校に何が欲しいのかを聞いて、物品を購入して寄附をする。



 

親を亡くした子どもの進学を支援したい

❏あしなが育英会(税額控除無し)

〜活動内容〜

病気や災害、自殺などで親を亡くした子どもたちや、親が重度後遺障害で働けない家庭の子どもたちに奨学金を交付したり、学生寮を運営している。

 

医療

医療を受けられない世界の人々を助けたい

❏国境なき医師団(税額控除有り)

〜活動内容〜

紛争地、被災地、難民キャンプなど、医療支援が必要な場所に医師団やスタッフを派遣。国やエリアを問わず、活動費はほぼすべて寄附で賄っている。

 

災害や紛争、病気に苦しむ人々を支援したい

❏日本赤十字社(税額控除無し)

〜活動内容〜

国内外問わず、災害時にはいち早く救護班を現地に送り込む。通常は国内で、血液事業や救急法の講習、地域医療の支援活動などを行っている。

 

がんの先端研究や治療開発を応援したい

❏国立がん研究センター(税額控除無し)

〜活動内容〜

日本におけるガン制圧の中核拠点として、がんその他の悪性新生物に関する診療、研究、技術開発、調査、人材育成、情報提供などを行っている。

 

 

自然保護

地球温暖化を食い止める手伝いをしたい

❏世界自然保護基金ジャパン(税額控除有り)

〜活動内容〜

人と自然の恒久的な調和を目標に自然環境の悪化を食い止め、野生動物を環境破壊や密猟から守っている。秋篠宮殿下が名誉総裁を務める。

 

日本の自然を次世代に残したい

❏鎮守の森のプロジェクト(税額控除有り)

〜活動内容〜

震災による津波の発生が予想される地域に、土地の気候や風土い適した常緑広葉樹の苗木を植樹し、「災害からいのちを守る防災の森」を作っている。

 

殺処分されてしまうペットを救いたい

❏ピースワンコ・ジャパン(税額控除有り)

〜活動内容〜

殺処分ゼロを実現するため、引き取りてのいない犬を保護・飼育し、飼い主を募集している。正しい飼い方や動物福祉の考え方を広める活動も行う。

 

 

その他

故郷におカネを残したい

❏赤い羽根共同募金(税額控除有り)

〜活動内容〜

子どもの安全、高齢者の日常的な生活支援、障害者の社会参加、防災のまちづくりなど、地域のさまざまな課題解決のための活動を支援している。

 

犯罪や事故の被害者を支援したい

❏日本司法支援センター(税額控除無し)

〜活動内容〜

経済的な理由で弁護士や司法書士に相談ができない人のために、無料法律相談や必要に応じて弁護士・司法書士費用などの立て替えを行っている。

 

以上となります。

最後どこに出資するか、残すかによってあなたの人生が有意義なものとなることを祈っています。

(出典元:「週刊現代」2019年8月3日号)