山口達也さんがメディアから消えてほぼ1年が経過。
今現在はどうしているのか。
『女性セブン』2019年5月9日・16日号にわずかながら現在の様子がわかる記事が掲載されていました。
それにしても、あの会見から1年が経ったのかと思うと感慨深いものがあります。
東京近郊の病院から実家近くにあるクリニックへ
1年前のちょうど今頃、TOKIOの山口達也さんの「あの」記者会見が開かれたわけですが、正直あの当時はこれでTOKIOのメンバーをテレビで観る機会も減ってしまうのかなと懸念したものでした。
しかし山口さんこそ消えたものの、それぞれがそれぞれの持ち場で淡々と仕事をこなした1年だったなというのが率直な感想です。
「会見後、山口さんは東京近郊にある心療内科専門病院に入院。6年以上前から苦しんでいた躁うつ病の治療を始めました。その後、実家近くにあるメンタルクリニックに力を入れる病院に転院し、豊かな自然環境のなかで専門治療を受けていました」
(出典:『女性セブン』2019年5月9日・16日号)
芸能関係者は記事のなかでこう語っていました。
成功から転落したとはいえ、治療ということに集中した場合、非常に恵まれた環境、境遇だとも言えるのじゃないでしょうか。
レギュラー番組からだけでなく、TOKIOからの脱退ということを踏まえても、抱えているアルコールの問題を根本から解決するにはこれら治療が遅かれ早かれ必要だったことは誰の目にも明らかだったわけだし、それならば偽りの笑顔で番組を無理やり継続するよりは、1日でも早い治療のほうが長い人生を思えば本人のためにもなるでしょうから。
マンションは解約、豪邸は売却、そして…
現場となったマンションはすでに解約、別れた奥さんと子供たちと暮らした、都内高級住宅街にある豪邸も売却したといいます。
それは、どちらも住人が不在ですから懸命ですね。
その後ハワイで暮らしているという元奥さんと子供たちと合流するのではないかという噂も週刊誌などで上がってましたが、それは今回の『女性セブン』の記事では否定されていました。
山口さんの知人の話では、
「…略、実際は両親やお兄さんがサポートしているそうです。当初、山口さんは精神的に落ち着かず、体重の増減もありましたが、年明けからはだいぶ落ち着いています。現在は、都内でお兄さんと一緒に暮らしているそうです。外食をすることもあり、先日は弟さんと一緒に北京ダックを食べたと聞きました。周囲からは福島にボランティアに行くことをすすめられたり、気分転換にTOKIOでやっていたベースを弾いてみてはどうかと提案され、本人も少しずつ行動範囲を広げているようです」
という本人に関するまことしやかな談話もあるので、これもまた幸せなことだなと。
世の中には天涯孤独の人もいるわけで、そういう方と比べたら両親が健在なだけでなく、お兄さんや弟さんもいる。
しかもそれぞれが見捨てることなく、お兄さんとご両親は一緒に暮らしてくれて、弟さんは一緒に外出してくれて食事もともにしてくれているということですよね。恵まれすぎているといってもいい境遇だと改めて思います。
アルコール依存ということを除けば、まだまだ再起できる未来が想像できるし、それをサポートする人間関係の充実さも感じられる。
TOKIO 自体は今年がデビュー25周年ということでアニバーサリーイヤーだそうですが、山口さんにとってはまったくのゼロからの出発ということで芸能界に固執せず、ご両親や兄弟への恩返しの道としての働き方改革というものがあってもいいのかなと思ってしまいました。
DASH村を何度か視聴していたこともありますが、いろいろとアイデアマンだし器用な方なので、多方面で活躍できる可能性があると思うし、物心ついたころから働いてきた芸能界という場所が最善であるとは限らないわけですから、仲間が解散に向かわず、未だTOKIOで奮闘していることに感謝しつつ、新たな生き様を知ってもらうことで開ける道もあるのじゃないでしょうか。
期待しています。
(出典:『女性セブン』2019年5月9日・16日号)