平成最後 男が選ぶ「嫌いな男・好きな男」坂上忍は何位!?

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平成最後 男が選ぶ「嫌いな男・好きな男」坂上忍は何位!?

 

同性に好かれている人間ならまず大丈夫。
そんな話をいつからか、誰からか聞かされ未だに大切な「人を見る基準」にしている人は少なくないはず。

統計云々を抜きにしても、やはり同性に好かれない男性や女性というものについては「なんだか胡散臭い」「信用しきれない」といった感情をどうしても抱いてしまいます。

しかしそれも当然かもしれません。同性が同性に向ける目は厳しいですから。
その厳しさを立派にスルーできる人物と、スルーできない人物。

必ず理由はあるのです。
本人が納得するかどうかは全く別のものとして、「それはたしかに」あるのだと思います。

今回は『週刊SPA』2019年1月1日・8日号からご紹介。
30〜40代の男性500人によるアンケート結果となります。



男性が選ぶ嫌いな

1位(前回1位) 坂上忍 51歳  得票数53票
2位(前回3位) りゅうちぇる 23歳 得票数27票
3位(前回2位) 安倍晋三 64歳 得票総数23票
4位(前回圏外) クロちゃん(安田大サーカス)42歳 得票数18票
5位(前回4位) 明石家さんま 63歳 得票数10票
6位(前回圏外) 宮根誠司 55歳 得票数9票
6位(前回圏外) 出川哲朗 54歳 得票数9票
6位(前回圏外) ナダル 34歳 得票数9票
9位(前回圏外) 松本人志 55歳 得票数8票
10位(前回圏外) くっきー 42歳 得票数7票

次点:木村拓哉、中田敦彦、ひょっこりはん(6票)、
タモリ、石田純一(5票)

坂上忍さんの1位は露出、人気、実力、いろいろな角度からいってよくも悪くも納得の1位という感じがしますが、りゅうちぇるさんが2位というのは意外でした。

子供も生まれパパとしての自覚も芽生えたかなと思えた矢先のタトゥー事件などもだいぶ影響があるのかもしれません。3位が芸能ではない安倍首相が入ってくるのもかなり違和感はありますが、それなりに納得できます。

4位のクロちゃんはバラエティ番組の企画によってだいぶ注目度があがってきてますが、その性格のあざとさや何やらが露呈してしまってアンチを格段に増やしてしまったのでしょう。
好感度が高いイメージの明石家さんまさんがその次にきているというのが複雑ですが、パワハラ的な発言をすることも多いので反発する気持ちもわからなくはありません。



宮根誠司さんや出川さん、ナダルさんに松本人志さんというのも活躍こそしているけれど、やはりどこかに大御所の煙たさが漂いはじめてきたような感じがします。あ、ナダルさんは番組企画の中で露呈した「性格」が原因でしょうが。

りゅうちぇるさんぐらい驚いたのがクッキーさん。

白塗りは好評と思っていたのに大変意外。
木村拓哉さんはくっきーさんの次ということで、まだまだ向かい風な感じでしょうか。

 

次は「好きな男」です。

 

男性が選ぶ好きな

1位(前回4位) タモリ 73歳  得票数36票
2位(前回6位) 松本人志 55歳 得票数34票
3位(前回1位) イチロー 45歳 得票総数32票
4位(前回2位) 明石家さんま 63歳 得票数21票
4位(前回3位) ビートたけし 71歳 得票数21票
6位(前回圏外) 小栗旬 35歳 得票数15票
7位(前回圏外) 所ジョージ 63歳 得票数11票
7位(前回圏外) 大谷翔平 24歳 得票数11票
7位(前回8位) 阿部寛 54歳 得票数11票
7位(前回8位) 出川哲朗 54歳 得票数11票

次点:ムロツヨシ(9票)、山田孝之、大泉洋、竹野内豊(8票)

う〜ん、タモリさんですか。なるほど。わからないでもないですね、どこかもう植物的な感じでガツガツしていないところがいいのかも。

松本人志さんの2位というのもなんだか納得です。大御所になりすぎた悲哀のようなものも近頃感じるし、言い得て妙というところも健在でテレビ的には必要な人なのかなという感じ。

イチローさんは男性ファンが多いというイメージが常にあるし、結果もそれに該当する結果ですね。

明石家さんまさんは2位から転落しての4位。剛力彩芽さんの件での大人気なさや意外と本気なの?と思える執拗さがちょっと「らしくない」領域に感じましたが、同性から嫌われるということは、何かしら鼻持ちならないイヤな面が際立ってきているということですね。

ビートたけしさんは嫌いな男の上位には出ずに「好きな男」で4位。まだまだ好感度はいいようです。

驚きなのは小栗旬さん。お笑いの人がひしめく中での俳優ということもあるし、好きといわれるほどの何をしたのかという素朴な疑問。しかしどうやら主演映画の『銀魂2』の影響が大きいようですよ。

所ジョージさんは少し病気をしてそれを告白したことなどもあって、意外に苦労もしているのだなという人間的な側面が見えたことが良かったかも。

大谷翔平さんはとにかく明るい要素しか浮かばないし、嫌うほどの要素がまだ何も伝わってこないというのがあります。こういう企画のときに必ずといっていいほど名前が出るのが俳優の阿部寛さん。

役柄のイメージもあるでしょうが、長身でイケメンで声もいいのにどこか三枚目で、上手に奢ることなくキャリアを積んできている感じが好感を持たれている大きな要素のひとつなのじゃないでしょうか。

出川さんも然り。好きと嫌いの上位双方にランキングされているというのは、とてもバランスがいいし確かにその両面がわかりやすくあるタレントだなと感じます。

おもしろかったですね。

ちなみに大活躍中のムロツヨシさんや大泉洋さんもさることながら、山田孝之さんや竹野内豊さんといった個性派イケメン俳優が入っていることも特徴的で面白いですね。どちらも嫌味がなく前面に出てこない雰囲気がいいのかもしれません。

来年はどうなることやら。

(出典:週刊SPA 2019年1月1日・8日号)