生前整理に相続!親が元気なうちに「確認したい」リスト

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生前整理に相続!親が元気なうちに「確認したい」リスト

 

この世に確かなことがあるとすれば、それは誰もが死んでしまうということでしょう。

大切な人であっても強靭な人であっても、かけがえのない人であっても自分自身でさえも「いつか」この世から消えて無くなってしまう。
無常といえばこれほどの無常もないけれど、必ず迎える「死」であるなら一日も早く考えを切り替えて現実に向き合うほうが得策です。

なぜなら、その「いつか」が明日、いや、次の瞬間にもやってくるかもしれないから。

ということで今回は「生きている今だからこそ」やる意味と価値がある大切なことを『AERA』からご紹介します。

そのタイトルは、「親が元気なうちに確認しておきたい32のリスト」というもの。
これを知っておくと知らないとでは、これからの人生大きく違ってくることでしょう。



 

親が元気なうちに
確認しておきたい32のリストとは!?

不動産について


◆ 将来、住むか貸すか売るか、どうしたいか
◆ 残したい場合、誰に継いでもらいたいか
◆ 近所づきあいはどうなっているか
◆ 親が施設に入居した場合の不動産をどうするか
◆ 隣家との境界線
◆ 空き家になったらリスクがあることを伝える
◆ 片付けるとしたら片づけ費用は誰がどれだけ負担するか




生前整理について



◆ 親しい知人、親戚のリストを作る
◆ 引き継ぐもの、処分するもの
◆ 管理費・町内会費・公共料金の支払い方法など
◆ 処分する際の片づけ費用はどうするか
◆ 親が認知症になった場合、資産が「凍結」される可能性があることを伝える
◆ ペットの世話を引き継いでくれる人は誰か




介護について


◆ 誰に介護されたいか
◆ 要介護になった場合の子供のきょうだい間の分担
◆ いざというときに頼れる近所や親戚の人の名前
◆ 将来、介護費用がどれだけ使えるか
◆ 介護施設に入るかどうか
◆ 延命治療や緩和ケアについての意思
◆ 治療の方針を委ねる人の希望




相続について


◆ 相続人が誰なのか
◆ 成年後見制度・家族信託制度をどう使うか
◆ 預貯金、株、保険、ネット銀行やネットでの株取引の有無
◆ マイナンバー、パスポート、免許証などの有無
◆ SNS関連、パソコン、携帯電話などのパスワード
◆ 連帯保証債務やローン残高、クレジット残高など未払金
◆ エンディングノート、遺言書はあるか




葬儀・お墓について


◆ 葬儀で連絡して欲しい人、連絡して欲しくない人の希望
◆ 宗派、菩提寺、墓の場所や管理費、規約
◆ 戒名、遺影はどうするか
◆ 葬儀費用・方法
◆ 墓じまい、墓の後継者の希望




以上が32の確認リストになります。

読めば読むほど重要なことばかり、そして、後回しになどしていいものなど何一つないものばかりではないでしょうか。

生きているうちにというより、「できるだけ元気なうちに」これらの確認はすることが大事だし、そうでなければ”時すでに遅し”になってしまう可能性も出てくるかもしれない。
誰のことでもない、自分自身に直接降りかかる現実。

思い立ったが吉日、実行あるのみです。


(出典:AERA 12月31日号・1月7日合併号)