認知症テストじゃなくリスクを知るための12のチェックリスト

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100年を生きる時代。

喜びよりも生きるための「あれやこれ」が大丈夫だろうかと睡眠障害に陥るほど悩む人も多いかもしれない。
老老介護に年金問題、子供の引きこもりに認知症リスク。

今回は本日発売『週刊文春』より、「認知症になりやすい人」の12のチェックリストをご紹介。

 

〜認知症になりやすい人とは〜

12のチェック項目と解説

 

1.耳が聞こえづらい

難聴を放置していると、コミュニケーションが取りづらくなり、孤立につながりリスクがある

2.人付き合いがあまりない

社会的に孤立している人やうつ病のある人は、認知症リスクが高いという研究がある

3.タバコを吸っている

タバコを吸っていると動脈硬化が進み、認知症リスクを高める高血圧や脳血管障害になりやすい



4.血圧が高い

高血圧を放置していると動脈効果が進み、認知症リスクを高める脳血管障害を起こしやすい

5.糖尿病を患っている

九州大の久山町研究など国内外の調査で、糖尿病患者は認知症リスクが高いという報告がある

6.太っている

肥満は認知症リスクを高める高血圧や糖尿病を引き起こす要因になる

7.野菜・果物をあまり食べない

野菜や果物を多く食べる人ほど、認知症リスクが低いという研究がある

8.歯が揃っていない

歯の残っている本数が多い人や入れ歯で噛める人ほど、認知機能が下がりにくいという研究がある



9.運動習慣がない

運動習慣のある人ほど認知症リスクが低く、運動によって認知機能低下が防げるという研究がある

10.歩幅が狭い

歩幅が狭い人ほど、将来認知症になりやすいという研究がある

11.睡眠不足が続いている

睡眠不足が続くと脳の老廃物が洗い流されずに蓄積し、認知症リスクが上がるとされている。

12.ストレスの強い生活をしている

ストレスが強い生活を続けていると、うつ状態になりやすく、認知症リスクを高める恐れがある。

 

いかがでしたか。
以上、12の認知症チェック項目をご紹介しましたが心当たりはいくつあったでしょうか。

該当することが多くて気を病んでしまっては元も子もありません。
見方を変えれば、これら12の項目のなかで改善できるものもいくつもあるということです。

定期的に歯の検診をし、なるだけ積極的にコミュニティに加わる努力をし、タバコを止め、塩分過多の生活をあらため、野菜や果物をなるだけ豊富に取り入れ、適度に運動をし、適度な睡眠を確保し、悩み事を減らす。

言うに易く行い難いものもありますが、認知症リスクを下げるほうが重要だという方にとっては注目できるものばかりだと思います。

(出典元:『週刊文春』2019年4月18日号)