血管力を高める・上げる「最強食品」ランキング

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血液サラサラ、血液ドロドロ…。

「人は血管とともに老いる」

医学界の決まり文句とまで言われるこの言葉は、人間の生命における血管の重要性を知るのに十分なものです。

血管も血液も「食べたもの」で作られるのなら、やはりお腹が膨れれば何でもいいというわけにはいきません。
血管や血液のためになる食材を取り入れる努力、これが大事です。

ということで4月25日号の女性セブンから「血管力を上げる最強食品」をランキング形式でご紹介します。



血管力を上げる食べ物

 

1位 いわし
〈ポイント〉
「いわしに含まれるEPAは中性脂肪を減らし、ドロドロになった血液を改善してくれる効果が。さらに、血中の赤血球の膜を柔らかくする効能もあり、血管の隅々まで酸素が行き渡るようになります」
「おすすめは、新鮮な状態で刺し身にすること。調理する場合は栄養素が溶け込んだ汁も一緒に食べましょう」
「EPAと並んで多く含有されるDHAには、認知症予防の効果も」
「血管を柔らかく保ってくれる成分であるアルギニンも豊富に含まれています」

2位 納豆
〈ポイント〉
「納豆は、大豆イソフラボンとたんぱく質が豊富で、コレステロール値を下げる働きがあります」
「ナットウキナーゼには血栓を溶かし血液をサラサラにする役割が。特に睡眠中は血液が凝固しやすくなるため、夜に食べることをおすすめします」
「納豆に含まれる食物繊維には、腸内環境を整え、余分な塩分や糖分の吸収を妨げる効果が。定期的に食べることで、血を綺麗に保ってくれます」
「たんぱく質や酵素、乳酸菌など血管を丈夫にする成分がバランスよく配合されています」

3位 さば
〈ポイント〉
「血管の持つ弾力性を高め、血栓を溶かす効果のあるEPAとDHAが多く含まれています」
「EPAを摂ると脂肪が燃焼しやすくなるため、メタボが気になる人も積極的に食べてほしい。ただ、油も多く含むので食べ過ぎには注意してください」
「さばに多く含まれるEPAには脳梗塞を予防する効果も」
「いわしと同じく、さばにもDHAがふんだんに含まれており、認知症予防効果も期待できます」

4位 シナモン
〈ポイント〉
「シナモンは漢方では桂皮と呼ばれ、毛細血管を構成している内皮細胞の結びつきを強化し、毛細血管を若々しく保つ効能が」
「香辛料や漢方としても古くから使われてきた。毛細血管はもちろん、動脈や静脈の血流も改善してくれるといわれています」
「デトックス効果があり、胃腸の機能も整えてくれます。腸内環境が悪化すれば、老廃物が血流にも流れ出し、血液の質も落ちる。便秘気味の人は積極的に摂って」
「一方、摂りすぎには注意が必要。クマリンという成分は大量に摂取すると肝障害が起きるリスクも。1日1g以下が目安です」

4位 くるみ
〈ポイント〉
「くるみに含まれる植物油であるαーリノレン酸には動脈硬化を予防し、血管を若々しく保ってくれる効能が」
「くるみの油には、血管の弾力性を強化する働きもある。そのうえ、同じくくるみに含まれるビタミンEにはコレステロールが酸化して動脈硬化などの原因になるのを防ぐ働きも期待でき、いろいろな角度から、血管にいい食べ物といえるでしょう」



6位 トマト
〈ポイント〉
「赤い色素のリコピンには抗酸化作用があるため血管の酸化を防いでくれます。食べ方は、同じく血管にいい作用をもたらすチーズと一緒に食べる。カプレーゼがおすすめです」
「トマトは赤ければ赤いほど、リコピンの含有量が多くなる。より真っ赤に熟したものを選びましょう」
「リコピンは熱に強いので、さまざまな調理法を楽しめる。また、特に皮の部分に多く含まれているので皮ごと食べられるような方法で料理するのが望ましいでしょう」
「定期的に食べることで動脈硬化の予防にも。積極的に食卓に取り入れることをおすすめします」

7位 しょうが
〈ポイント〉
「ショウガオールという成分が、消化器官を刺激して血流をよくしてくれます」
「血管を広げ、高血圧を改善してくれる、抗酸化作用で血管が老化して硬くなるのを防いでくれるなどさまざまな効能を持つ。そのうえ、安価で一年中手に入りやすい。積極的に食事に取り入れない手はありません」
「血流に冷えは大敵。しょうがの持つ身体を温めてくれる効能は、血流をよくするために必要不可欠です」

8位 チーズ
〈ポイント〉
「ラクトトリペプチドという成分が血管内の細胞を活性化させ、血流をしなやかにしてくれる。長時間加熱すると成分が変化してしまうため、サラダやディップで摂るといい」
「ラクトトリペプチドは、特にブルーチーズに多く含まれている。血流をしなやかにしてくれるだけでなく、血圧を下げる効果も期待できます」

8位 豚肉
〈ポイント〉
「豚肉の脂肪に含まれるオレイン酸は抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑え、ガンや動脈硬化を予防します。赤み部分に含まれる含硫アミノ酸には降圧効果と利尿効果が」
「選ぶ時は脂肪が少なめのものがいい。良質なたんぱく質がたっぷり摂れます」

8位 えごま油
〈ポイント〉
「えごま油に代表される”オメガ3系”といわれる油には動脈硬化を防ぐ働きがあります。熱に弱く、酸化しやすいため、冷蔵庫で保存しサラダやおひたしに小さじ1杯程度を回し入れるなどの方法で食卓に取り入れて」

11位 ルイボスティー
〈ポイント〉
「抗酸化作用が強く、毛細血管の老化を防いでくれる。身体を温めることも血流の改善につながるため、ホットで飲むのがよりグッド」
「毛細血管を作る際に必要な物質であるTie2を活性化する成分が入っています。そのうえノンカフェイン。夜のリラックスタイムに取り入れるのもいい」

11位 かつお
〈ポイント〉
「EPA、DHA のほか、血管を丈夫に保ってくれるたんぱく質や、たんぱく質の吸収を助けるビタミンB6 もふんだんに含まれています」
「DHAやEPAは油と合わせると溶け出してしまうため、しっかり摂りたいならばお刺身にして食べて下さい」

11位 緑茶
〈ポイント〉
「緑茶に含まれるカテキンには脂肪の吸収を抑え、悪玉コレステロールを分解する働きが。ただし緑茶は興奮作用があるカフェインも含んでいるので、寝る前に飲むのは控えましょう。
「カテキンには抗酸化作用による血管の老化予防や血管の拡張も期待できます」

11位 あじ
〈ポイント〉
「あじに代表される”ひかりもの”と呼ばれる白身魚はどれも血管にいい。”オメガ3系”と呼ばれる良質な油が血流をよくしてくれます」
「血液の凝固を溶かす作用や、悪玉コレステロールを低下させてくれたりする効能が期待できる」

15位 ブルーベリー
〈ポイント〉
「ブルーベリーにはポリフェノールの一種であるアントシアニンが多量に含まれており、血圧を低下させ、血管の硬化を防ぐ働きをしてくれます。生のまま手軽に食べられるところも長所」

16位 玉ねぎ
〈ポイント〉
「玉ねぎの辛味成分であるアリシンは血液の凝固を抑える作用がある。また、アリシンとともに含まれるケルセチンという成分は抗酸化作用があり、動脈硬化を防いでくれます」

17位 酢
〈ポイント〉
「酢に含まれる酪酸や酢酸は腸内の善玉菌をコントロールし、生活習慣病を予防する効果が。酢を熟成させて作った黒酢には血圧を下げる作用を持つアミノ酸も多く含まれます」

18位 ビーツ
〈ポイント〉
「ビーツは近年、抗酸化作用が強い食べ物として大きな注目を浴びている。また、多量に含まれる無機硝酸塩には、血管を拡張し、増強する作用もあります」

18位 まぐろ
〈ポイント〉
「まぐろはEPAやDHAはもちろん、鉄分も豊富。週5回食べる人はそうでない人よりも脳梗塞の発症リスクが半減するというアメリカの調査もあります。お肉を減らしてお魚を摂ることを意識して下さい」

18位 ピパーツ
〈ポイント〉
「ソーキそばなど沖縄料理で広く使われる香辛料の一種。ピペリンという物質が、血管の構造安定化に関与するほか、内臓を温めて血流をよくする効果も」

18位 玄米
〈ポイント〉
「食物繊維の宝庫ともいうべき食材。定期的に食べることで、心臓病や脳卒中、糖尿病のリスクを下げることに加え、高血圧や肥満の改善にもつながるといわれています」

どれも特別すぎるものはないですね。

身近で取り入れやすいものばかり。
これで血管の健康が得られるならやらない手はないです。

(出典・参考元:『女性セブン』2019年4月25日号)