ウィキペディアを見ても明らかなように、彼女は15歳、実績たるものも何もない。
だのに…

木村拓哉さんと工藤静香さんの次女というだけで、それだけで無駄に脚光を浴び続けています。
それも鬱陶しいほど過剰に。

道行く普通の15歳より特段可愛いわけでもなく、ただ身長が平均より高いということだけが救いといえば救いなのか、モデルデビューといいながら完璧なるO脚というのも珍しい。

 

これほどの七光りも珍しい

ウィキペディアの来歴には、「木村拓哉と工藤静香夫妻の次女として誕生」とある。
デビュー当時の彼女は間違いなく、そのラベル以上の何ものでもないし、今も本当は何も大差ない状態といっていいでしょう。

けれども、その素朴な疑問を抱いている世間を置いてきぼりにするほどのスピードで、次から次へと「分不相応」の仕事をゲットしていく。

しかもそれが連日マスメディアで報道され、ヤフーニュースに掲載されて人々の目にさらされる。

木村拓哉さんや工藤静香さんに何の感情もなかった人たちですら、不快感を感じるほどのゴリ押しの連続。
まるでこの子を早くダメにしちゃいましょう、といわんばかりの褒め殺しばかり。

 

抜きん出る容姿じゃないのが致命傷

たとえば、彼女が今日原宿を歩いていてもスカウトマンが何人も声をかけたくなるほどの美形なら、あきらめもつくかもしれない。
諦めというのはこの場合、うるさいほどにメディアに取り上げられ、実力もないのに大きな仕事を得るという理不尽さについてのあきらめという意味で。

しかし承知のように、彼女はいたって普通の15歳。
透き通るような肌の持ち主でもなければ、歯並びのいい鼻筋の通った美人でもない。

芸能界デビューを果たすのに絶世の美女である必要はないけれど、イタリアを代表する高級ブランド『ブルガリ』のアンバサダー、それも日本初で歴代最年少での就任ということならば、それ相応の説得力ある容姿がが必要でしょう。
実力も実績もない15歳の少女が世間を黙らせることができるものがあるとしたら、それは工藤静香さんや木村拓哉さんの娘であるということ以上に、圧倒的な震えるほどの「美」を備えておく以外ない

けれども彼女はいたって平均、普通、ただの15歳。

世間の15歳の子と何が違うのかと言えば、それが唯一「工藤静香さん、木村拓哉さん夫婦の次女」ということだけというのだから、世間も白けます。

 

最後の砦であるスタイルも足が致命傷では？

身長はモデルとしてはまあまあの１７０㎝ですが、やはりモデルとしてデビューするには母親ゆずりのO脚が痛い。
あのヒザ下がクネッと反り返る感じ。

ああいう足をした一流モデルはこれまで見たことがありません。
読者モデルレベルなら通用するでしょうが、本格的なモデルとしての仕事をするのならランウェイなどない静止画でうまくごまかさなくては厳しいのじゃないでしょうか。

 

当たり前のことを褒めすぎるメディア

彼女の「人物」コーナーには、英語が堪能でフランス語やスペイン語も勉強中とある。

これってつまり、英語だけが堪能ということですよね。
しかも幼少期からインターナショナルスクールに通っているのだから何も特別なことじゃない。

勉強中のものまで得意な英語と同レベルで並べてしまうなら、世間一般の女子中高生が憧れている職業を口にするだけでも「わーすごい」と驚いてあげなくてはいけなくなる。
等身大以上に大きく見せようとするのは、彼女自身、単体として魅せるものがまだ何もないと言っているも同じこと。

やはり最後は「あの二人の次女だから」ということが一番の才能ということで片付けられそう。

 

初めての動く彼女をテレビで観たときの印象は、正直にいって非常に残念なものでした。
なにより笑顔が不思議なぐらい「あれ？」という感じ。

鼻が大きく、笑うと上唇と合体してしまう感じがちょっと「あれあれ」という、残念な印象。
それ以上のことは言いません。

ただ正統派美人でやっていくとは誰も思っていないと思うので、木村拓哉さん、工藤静香さんの名前を常に形容詞として用いながら芸能という世界でやっていくことになるのでしょう。

これほど恵まれた新人もいないですが、ある意味、これほど恵まれない新人もいないかもしれません。

セルフプロデュースの腕はあった工藤静香さんも、娘のことになると感が鈍っているのか戦略ミスという感じがします。

良いところもたくさんありそうな１５歳の未来を、早々と潰す結果にならなければいいですが。