あれ、たしか病気だったよね?
病気を公表してからも生き続けている人。
病気を公表してすぐに亡くなってしまった人。
有名人という職業柄、病気であることを公表することもあるわけですが、公表後のことはあまり知らないというのが実情。
果たしてその後、あの方たちはどうしているのでしょう。
病を乗り越えた有名人たち
大谷直子 68歳 女優 病名:悪性リンパ腫(ステージⅣ)
◆病状とその後◆
2007年に血液のがん「悪性リンパ腫」となり、「余命3ヶ月」と伝えられるも、抗がん剤などでの闘病から4年後、女優に復帰した。
小西博之 58歳 俳優 病名:腎臓がん(ステージⅣ)
◆病状とその後◆
2004年に見つかった腫瘍の大きさは縦20cm,横も13cmあり、医師から「余命ゼロ」とまで言われたが、手術から5年後に完治した。
大島康徳 67歳 元プロ野球選手 病名:大腸がん(ステージⅣ)
◆病状とその後◆
2016年、がんは肝臓にも手にしており、「余命1年」と宣告されるも、大腸がん手術は成功。肝臓がんは抗がん剤治療で経過観察中。
ラモス瑠偉 61歳 元プロサッカー選手 病名:脳梗塞
◆病状とその後◆
2016年、右の中大脳動脈に血栓が見つかった。発見が早かったため、入院後1週間でリハビリを開始。驚異的なペースで回復した。
大林宣彦 80歳 映画監督 病名:肺がん(ステージⅣ)
◆病状とその後◆
2016年8月に余命3ヶ月と宣告されたが、2年経った今も健在で、2017年12月には新作映画『花筐/HANAGATAMI』を発表した。
藤原喜明 69歳 プロレスラー 病名:胃がん(ステージⅢA)
◆病状とその後◆
2007年にガンが発覚。5年生存率は約42%だったが、手術で克服。退院から8ヶ月後には5分間のエキシビションマッチに出場した。
DJ KOO 57歳 ミュージシャン 病名:脳動脈瘤
◆病状とその後◆
2017年に番組の「人間ドック」企画で動脈瘤が破裂寸前であることが判明。1週間遅ければ命の危険もあったが、無事退院した。
C.W.ニコル 78歳 作家・探検家 病名:直腸がん
◆病状とその後◆
2016年にがんが発覚。1年以内に弟、義理の息子、親友を相次いでガンで亡くしていたため自身も死を意識したが、手術は無事成功。
大橋未歩 40歳 アナウンサー 病名:脳梗塞
◆病状とその後◆
2013年に倒れ、医師から「脳が4ヵ所死んでいる」と言われたが、たまたま致命的な部位を外しており、後遺症もなく済んだ。
なかにし礼 79歳 作詞家 病名:食道がん(ステージⅢ)
◆病状とその後◆
2012年にがんが発覚。陽子線治療で克服するも、2年半後にリンパ節に新たながんが見つかった。しかし、抗がん剤治療で再度克服。
竹原慎二 46歳 元プロボクサー 病名:膀胱がん(ステージⅣ)
◆病状とその後◆
2013年、膀胱炎と診断されたが、症状が悪化。精密検査を受けると膀胱がんが判明。リンパ節にも転移していたが、手術は無事成功。
米良美一 47歳 歌手 病名:くも膜下出血
◆病状とその後◆
2014年に自宅で倒れ、救急搬送された。緊急手術で一命をとりとめるもその後、頭に水が溜まる水頭症を発症。これも手術で克服。
内海桂子 95歳 漫才師 病名:乳がん
◆病状とその後◆
2007年、85歳で乳がんを患う。手術は成功。術後、痛み止めの服用、車椅子を拒否し、3週間後にはテレビの生放送に出演した。
ピーコ 73歳 タレント 病名:悪性黒色腫
◆病状とその後◆
1989年、左目に約30万人に1人が発症すると言われる「マリグナント・メラノーマ」という珍しいがんを発症。眼球摘出を行った。
内館牧子 69歳 脚本家・作家 病名:心臓弁膜症
◆病状とその後◆
2008年、舞台の初日打ち上げで倒れ、緊急手術。リスクの高い難手術で、手術時間は13時間に及んだが、その後、無事回復した。
オール巨人 66歳 漫才師 病名:C型肝炎
◆病状とその後◆
1994年に発覚。体温が39℃を超え、上げ四位頭痛や関節痛といった副作用が伴う注射を毎週うち続けて、1年半で克服した。
大仁田厚 60歳 病名:敗血症
◆病状とその後◆
1993年、鹿児島での試合後に倒れた。喉の奥で腫れて5ミリしか開いておらず、ICUで13日間意識不明となったすえに生還した。
荻野アンナ 61歳 病名:大腸がん
◆病状とその後◆
2012年、血便を起こし、S 字結腸に5センチのガンが見つかった。開腹手術で克服。リンパ節への転移もあったが抗がん剤治療を行った。
村上ショージ 63歳 お笑いタレント 病名:A型肝炎
◆病状とその後◆
2014年、精密検査で判明。「今入院しないと死にますよ」といわれ即入院。カロリー制限とインスリン注射の治療で無事克服した。
林家木久扇 80歳 落語家 病名:喉頭がん(ステージⅡ)
◆病状とその後◆
2014年、声がかすれ、『笑点』でも回答できないほどに。精密検査でがんが発覚。その後、放射線治療が成功し、声も回復した。
そう言えば、という人物も何人かいましたが、その後の「その後」というのも今後気になるところですね。
いろいろと参考になりそうです。
(出典・参考元:『週刊現代』2018年9月8日号)